Saku_Photo’s blog

カメラのこととか

アンパンマンはじめてデジカメ2 更なる孤高へ

 こんにちは、さくです。

 

今回も アンパンマンはじめてデジカメ2 についてです。

 

 

アンパンマンはじめてデジカメ2

間違いなく、孤高のスーパープロフェッショナルカメラですが

使っているとどうしても不満な点が出てきます。


実際に使っていて感じた不満は

 

1 神社や結婚式場等の静粛性が求められる撮影現場で、

どうしても音が出てしまい使いづらい

 

2 縦で構えて撮る際、シャッターボタンが微妙に遠く押しにくい

 

この2つ。

 

なんとかしたいな、と。

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アンパンマンはじめてデジカメ2 御開帳

何か解決策が浮かばないかと思い、開けてみました。

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スピーカー周り

先ほど挙げた不満1を解消するためにスピーカー周りを観察していると

基板とスピーカーは橙色の線、緑色の線のみで繋がっていることがわかりました。

 

橙、緑線どちらか1本にON/OFFできるスイッチを挟めば音の出す出さないを任意に選択できるようになるのでは…。

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スイッチを取り付け テスト

簡易的に配線して、スイッチOFFで電源を入れてみると、

 

音が鳴りません、完全に無音です。

 

やり方は合っているようなのでスイッチをどこに取り付けるか考えます。

 

電源ボタン周辺にあると押しやすい事と、内部の基板との隙間を考慮して場所を決めます。

 

決まったらドリルやリューターなんて便利なものはないので、

ひたすら棒ヤスリで削り、調整します。

 

何度もあてがって確認しながら削り、ギリギリ入るか入らないか辺りで圧入。

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これが静音モード用のスイッチ

結構いい感じかもしれない。

かなりキツめに圧入したので押し込みに対する強度がそれなりに出てると思いますが

心配なので裏からプラスチック用リペアを盛りました。

あとは配線をはんだ付けして完成。

 

この要領で不満2も解消していきます。

元々あるシャッターボタン裏の基板に取り付けられたスイッチにテスターを当て、

スイッチが押し込まれた時に通電する箇所を調べます。

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半分見えている黄色の部品の裏にスイッチがある

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黄色の部品裏にあったスイッチと同一の部品だと思われる。 
参考画像

通電した2か所に配線をはんだ付けします。

 

ボディ側も先と同じ手順で穴を開けて2つ目のスイッチを圧入し、

裏にプラスチック用リペアを盛り、強度を確保。

 

あとは配線と2つ目のスイッチをはんだ付けして完成。

 

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完成した縦構図用シャッターボタン

動作の確認をしてみます。

 

 

静音モード、縦構図用シャッターボタンともにきちんと動作していることが動画からわかると思います。

 

早速、静音モードと縦構図用シャッターボタンを活用したスナップをしてきました。

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静音モード使用 お寺

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静音モード使用 飲食店

 

アンパンマンの声が聴けないのは寂しいですが、しっかりと周りに配慮して撮影に臨めます。

 

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縦構図用シャッターボタン使用

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縦構図用シャッターボタン使用

今までよりラクに縦持ちしやすく、より構図に集中できるようになりました。

 

スナップを終えての感想など。

より多くの場面で使っていけることを確信しました。

これからもアンパンマンはじめてデジカメ2に真摯に向き合っていこうと思います。

 

 

 

皆様のアンパンマンはじめてデジカメ2ライフがより良いものになるよう

願いつつ、この辺で。

 

 

アンパンマンはじめてデジカメ2

こんにちは、さくです。

 

アンパンマンはじめてデジカメ2 という孤高のプロ機をご存じでしょうか。

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アンパンマンはじめてデジカメ2(目線テープは盗難防止のため)

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アンパンマンはじめてデジカメ2 化粧箱

 

このカメラは2013年に株式会社PiNOCCHiOから発売された子供向け(3歳から)の本当に撮れる!しゃべる!子供用デジタルカメラです。

 

カメラのスペック

30万画素CMOSセンサー ISO感度200相当 広角レンズ(パンフォーカス、F2,8)

ホワイトバランス 露出 共にオート

 

どんな写真が撮れるのか

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早朝 甘利山 
山頂にて

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昼過ぎ 箱根 駒ヶ岳

こんな感じです。

色も最高ですね。

 

パッケージにもある通りレンズが180度回転します。

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画期的な180度回転式レンズ

本来は自撮り用の機能ですがこれを使って超ローアングルから撮影。

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早朝 ローアングル彼岸花

表現の幅が広がりますね。

 

このカメラにはセルフタイマーもついています。(約10秒のみ)

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早朝 PA海ほたる

 

こんな感じで写真が撮れます。

素晴らしいですね。

 

サイズ感など

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NikonD3と比較1 
アンパンマンはじめてデジカメ2の中央部に設けられた窓がファインダー

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NikonD3と比較2
薄く持ちやすい形状

一眼レフにバッテリーグリップを装着したものと変わらない大きさで

重量感は最近のスマートフォンと同じくらい。

W150×H140×D40(mm)

重さ 340g 

掴みやすくフラットな形状のおかげで、色々な構え方に対応できるうえにホールド感も抜群。

また、アンパンマンはじめてデジカメ2のファインダーを見てわかる通りNikonD3より大きく見やすいことは明らかです。(※NikonD3と比較1参照)

 

画像の形式 JPEGのみ。

撮影後のレタッチ無しでもメディアへの掲載が可能な高い画像品質で、速報性が重要なスポーツ・報道写真家のニーズに応えるためかもしれません。

 

撮影したデータはmicroSDに保存され、付属の専用microSD1GBで約2,500枚撮影可能となっています。

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心の余裕に繋がる2,500枚

専用とありますが、手持ちの32GBmicroSDに差し替えて

起動と撮影、撮影データの確認が出来たので社外microSDでも問題ないと思います。

32GB、単純に考えて約8万枚撮影可能になるわけですね。

 

バシバシ撮ってくれ と、アンパンマンからの熱い思いを感じます。

 

電源 アルカリ単3乾電池2本使用。

もしもを想定し、コンビニ等で調達しやすい単3電池を採用していることからもスーパープロフェッショナルカメラであることを物語っています。

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安心のエボルタ



そしてこのカメラ、しゃべります。

あの愛と勇気だけが友達で有名なアンパンマンが、です。

なんと20種類。

他のカメラにはない大変優れた機能です。

撮影時には被写体、撮った写真の確認時はカメラマンを褒めてくれます。

被写体は間違いなく笑顔になりますし、カメラマンは自己肯定感爆上げになります。

このカメラにはスライドショー機能もついているのですがあの名曲

アンパンマンのマーチを聞きながらスライドショーを見ることができます。

とてつもない癒し効果で疲れた心に染み渡ります。

 

といったところで

どうでしょうか 少しでも魅力が伝われば幸いなのですが。

 

気になった方はぜひアンパンマンはじめてデジカメ2の世界へ。